i-apnea
Intervew & Infomation about freedivers!

| CALENDAR | BACK NUMBER | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE |
守屋滋記選手にインタビュー
インドアカップ館山2006で総合優勝を果たした守屋滋記選手にインタビュー




■フリーダイビングを始めたきっかけは?

高校卒業後、海上保安学校に入学して19歳で横浜海上保安部の巡視船『しきしま』に配属になりました。
当時『しきしま』はフランスからプルトニウムを輸送する『あかつき丸』という船を護衛するという目的で新造された巡視船で、『しきしま』はその任務の特殊性から潜水士が配置されることになり、そこで新人の僕は、カッコいい潜水士達の先輩方と出会いました。
そして21歳のとき、潜水研修を終えて念願の潜水士となったときに、隊長に一冊の本を貰いました。
その本が「イルカと海に還る日」。フリーダイビングとジャックマイヨールとのはじめての出会いは、今でも忘れられない感動です。それから、約4年間潜水士をしていましたが、無意識に潜水訓練の時には、フリーダイビングを意識して訓練していた気がします。
本格的にフリーダイビングをはじめたのは、海上保安官を辞めた後、看護師として働き出してからなので、競技年数は2〜3年です。


■フリーダイビングをする前はどんなスポーツをしていましたか?

学生時代は野球、ラグビー、柔道等をしていました。社会人になってサッカーを始めました。あと、ダイビング(潜水士)をしていました。スポーツは、スケートと縄跳び以外、大好きです。


■初めてのフリーダイビング大会はどの大会でしたか?
2005年の館山のインドアカップです。
成績はウィズアウトフィンのみの参加で69Mで一応3位でした。その頃は69Mでも結構立派な記録だったんです!


■今現在、フリーダイビングのどのようなところに惹かれていますか?

ここ2年ぐらいは、プールでのダイナミックを意識した泳ぎばかりしてます。ダイナミックは単純に競技として、少しでも記録を伸ばしたいと思ってやってます。
でも、本当は綺麗な海の近くに住んでコンスタントを気持ちよくやれる生活がしたいです。だって、コンスタントで深く潜れたときの海との一体感は最高ですよね。

■いままで潜った中で一番好きな海は?

潜水士時代は色んな海で潜りました。東京湾のヘドロの中や父島沖の綺麗な海など、どれも印象に残っています。でも一番は『しきしま』に乗っていたときに太平洋の真ん中で時々訓練をしていたのですがそのときに見た海の青さです。周囲は海と空だけ、上も下もブルー。水深は数百メートル。
綺麗なのですが同時に怖さを感じたことを良く覚えています。


■フリーダイビングをしていて一番楽しかったことはありますか?

船でポイントまで移動しているときによく船酔いするのですがポイントに到着したらすかさず海に潜り、5Mぐらいのところでジッとしてるとすごく気持ち良くなります。
あと、新婚旅行で行ったハワイ島の海でフリーダイビングをしていて鯨の声が聞こえてきて、イルカとも出会えたのが感動的でした。


■あなたにとってのヒーローは?

イタリアの種馬、ロッキーバルボア


■自己ベストはどのくらいですか?

スタティック 5分            
ダイナッミックフィン 125M
ダイナッミックウィズアウトフィン 105M
コンスタント 35M


■去年のインドアカップ館山では総合優勝を果たされましたが、優勝した瞬間には何を思いましたか?

ヤッター!しばらく息止めしなくていいな!


■はじめから優勝は狙っていましたか?

とんでもない!


■今年のインドアカップ館山へ向けた意気込みを聞かせてください。

やるからには、少しでも記録を伸ばしたいです。




■守屋選手は以前、海上保安庁で潜水士“海猿”として勤務されていたそうですが、訓練はどのようなことをするのですか?

潜水士“海猿”のトレーニングは様々なものがありますが、基本的に潜水士は救難を目的とした、救難指定船にいます。
それは各管区に1隻から2隻あり、海洋での訓練はその船の行動中の1〜2週間のなかで計画が立てられて行われます。

例えば・・・

場所 東京湾のどこか

時間 午前 9時頃から12時頃まで
    午後14時頃から17時頃まで

内容 海の中での捜索訓練
    障害物突破訓練
    海上から船上に救助者を引き上げる訓練
    サーキットトレーニング
    無人島でのサバイバル訓練
    岩場への上陸訓練
    ヘリコプターでの救助訓練  などなど
     

海上保安官の船での仕事は船務と業務があります。船務とは船を動かすための仕事で、業務とは事件事故が起こったときの仕事です。
ちなみに僕は主計科という乗組員の食事を作ったり、事務仕事をする科で潜水士をしていたので、いわば潜る調理人でした。
 

■一番厳しかった訓練は?

厳しかったのは体力アップを目的としたサーキットトレーニングです。船上と船の周囲の海で潜ったり、走ったり、登ったり、溺れたり色々やらされました。素潜りや息こらえはウォーミングアップでやってました。


■その訓練がきっとアプネア競技に生かされているんでしょうね

もちろん生かされています。でも、僕の場合は4〜5年のブランクがあるので、現役の人とは違います。まあ強いて言えば海や水に慣れているということが強みだと思います。


■フリーダイビング以外の趣味や普段よくすることはなんですか?

 <ブルーポップ touch the world>という活動をイラストレーターの卵の妻の「サトコ」と2人でやってます。今はまだ小さな小さな募金活動です。興味のあるかたはホームページをチェックして見てください。
あと、ヘンプ(麻)のアクセサリーを売るほど作ってます。
それと最も大切なのは生後3ヶ月のカワイイわが子「小梅」のおむつ交換です。


■日常生活では食べ物に気を遣っていますか?

30歳を過ぎてから、無駄な贅肉が取れないので、出来る範囲で暴飲に気をつけています。


■どんなトレーニングをしているのですか?

少しずつでも、定期的に運動をするようにしています。


■最近感動した出来事は何かありますか? 

1位 小梅誕生
2位 僕が奥さんの誕生日にプレゼントしたバックをよく使ってくれていること。
3位 ロッキー・ザ・ファイナル 

■座右の銘はありますか?

「笑って死ぬ」


■フリーダイビングを通して一番何を表現したいですか?

「人生って素晴らしい」


■これからの目標は?

AIDA Individual Indoor World Championship 2007への出場。


■あなたの最終目標は?

暖かい綺麗な海のある所に住んで、シーカヤックやフリーダイビングをして悠々自適に生活することですね。





■プロフィール
名前 守屋滋記
生年月日 1972年 5月13日
職業 看護師
競技成績
      2005年インドアカップ館山 ダイナミックウィズアウトフィン3位
      2006年インドアカップ館山 総合優勝

スポンサー  サトコ(妻)
       http://www7a.biglobe.ne.jp/~danny/
       http://blogs.yahoo.co.jp/bluepop1450
個人ブログ 元海猿、現在ナースマンの男の野望
       http://blogs.yahoo.co.jp/umizaru_nursman

| INTERVEW | comments(0) | trackbacks(0) | posted by iapnea
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: http://i.apneaworks.com/trackback/426321
<< NEW | TOP | OLD>>