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ダイナミックウィズフィン181m日本新・大島俊選手にインタビュー
インドアカップ関西2007でダイナミックウィズフィン日本新記録181mを樹立した大島俊選手にインタビュー



■まずは日本新記録181mおめでとう!

一仕事終えたな、とホッとした気分です。
2004年からフリーダイビングを始めて以来、ずっと念願だったNational Recordを達成した瞬間は思わずガッツポーズを取ってしまいました。しかし、会場を後にして家路に着くと意外に嬉しくて嬉しくて仕方が無いというよりは『自分のフリーダイビング人生に一区切りをつけた』という安堵感が強かった気がします。

加えて、現在Lucky Fin Barracudaといフリーダイビング倶楽部の代表を務めていますが、メンバーのみんなにも少しカッコがついたかなと安心しました。


■本番ではどんなことを考えながら潜りましたか?

普段は50mプールで泳ぐことが多いのですが、大会は25mプールだったので『ターンが大変だなぁ』と何度も余計なことを考えました(笑)

他には、本大会の目標を『日本記録の更新』と『日本初の200m潜水』と設定していたので潜水中もこの2つを意識していました。具体的には、当時日本記録は173mだったので、「175mは必ずターンすること」にしてその先は「どれぐらい自分の意識がハッキリしているか」を注意して考えながら潜りました。

普段は水の中であまり何も考えないんですが、今回は雑念が多かったかな!?



■水面に上ってホワイトとレッドが両方出たときは何を思いましたか?

最終的な判定はホワイトかレッドいずれかでしか無いわけですから、審判に対して『ミスジャッジさせちゃってゴメン』と思いました。
選手が紛らわしい行動をしてしまうために起こる誤審は多いので、競技終了直後にはジャッジが判定をし易いように気を使ってあげるぐらいの余裕を選手が持つべきだと考えてます。

2色出たときは、『自分のパフォーマンスに一点の曇りも無い』という自信があったので正直あまり不安になったりはしませんでした。ビデオ判定で確認すればすぐわかるはず、と思いました。


■しかし最終的には判定はホワイトになりました、その結果表を見たときはどんな気持ちでしたか?

上とちょっと矛盾する気もするけど、結果発表で白が確定したときはやっぱり喜びの雄たけびをあげちゃいました(笑)認めてもらえると嬉しいです。



■初めての日本記録ですが、このことを一番誰に感謝したいですか

フリーダイビングのイロハを教えてくれたBig Blue, BBB, TFC, 海外の仲間のフリーダイバーたち、そして大会直前で熱心に練習に参加して士気を高めてくれたLucky Fin Barracudaの皆さんにBig Thank Youを贈りたいです。また大会運営に関わり素晴らしい機会を与えてくれた関係者の皆さんにもありがとうございました。

機会があれば、親にも伝えて喜んでもらおうと思います。


■今シーズンはこれで終了ですね 来シーズンの目標は?

一種目だけではありますが、ようやくフリーダイビングの日本チャンピオンだ、と胸を張って言える様になりました。
今シーズンの目標が『日本で最も長い距離を潜水する男』になることだったとすれば『日本で最も美しく潜水する男』になることを来シーズンの目標にしたい。美しい泳ぎは効率性と芸術性を両立するというのが持論です。観てくれる人を魅了しながら最も長い距離を泳ぐのがDYNの最終目標なので、優雅に300m泳げるカッコいいフォームをまず身に付ける予定です。世界新記録を狙うのはその後でいいかなと思っています。



■おめでとうございました!

■プロフィール

名前    大島俊
生年月日  1983 6 12
職業    会社員
競技成績  BBインドアカップ2007・ダイナミックウィズフィン優勝
        館山インドアカップ2007・ダイナミックウィズフィン優勝
所属チーム Lucky Fin Barracuda 
        東京フリーダイビング倶楽部
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ハーバート・ニッチ選手にインタビュー
エジプトダハブのトリプルデプス2007で

コンスタントノーフィン83mの世界新記録を達成した

ハーバート・ニッチ選手にインタビュー!


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サラ・キャンベル選手にインタビュー
超新星が現れました

フリーダイブ歴8ヶ月のサラ・キャンベルがトリプルデプスで

フリーイマージョン 81m

コンスタントウィズフィン 90m

コンスタントノーフィン 56m

と全ての種目で世界新記録を出して総合優勝!

海洋3種目の同時更新はまだあのナタリアさえも達成していない快挙です

さっそくインタビューしてみました

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コンスタントウィズフィン63m日本新記録 平井選手にインタビュー
DEEP WATER CUP 沖縄2007でコンスタントウィズフィン日本新記録63mを樹立した平井美鈴選手にインタビュー

              (写真左:平井選手)

■まずは日本新記録63mおめでとう!

ありがとうございます!周囲の方々の助けがあっての成功でした、感謝の気持ちでいっぱいです。


■沖縄入りする前にあまりコンディションが良くないと言っていましたが、今回は調子を上げるのに大変だったのでは?

調子を上げるというよりも「普通」に戻す事がとても大変でした。4〜6月まで体調を崩しほとんど寝たきりだったので練習もできず体力もすっかりなくなっていました。沖縄入りまでは海練習はたった2回。
「陸でできることだって沢山あるよ」とアドバイスを受け、食事を変えヨーガは毎日やっていました。調子はまだ本調子ではないのですが沖縄での練習で気持ちとともに体力もかなり回復したと思います。


■申告深度の63mは抑えた方ですか?それとも攻めた方ですか?

練習中カレントがあり、本番の日も予想されたので予定していた申告を抑えました。また本番前日に耳とサイナスがロックしてしまい全く潜れなくなってしまったのでウォーミングアップで耳が抜けなかったらキャンセルしようと思っていました。



■カレントの影響でオフィシャルトップが結局2時間遅れとなりました、そんな中で集中を保つのは大変だったのでは? 

集中は「保つ」というより喜んで「切れ」ちゃいました。
船では全国海外から集まった選手の方々とおしゃべりが始まり、このままキャンセルになったら皆でスノーケルツアーに行こう!と盛り上がり、みんなで屋根につかまって遊んだり、写真撮ったり・・笑いっぱなしでした。

その後(残念ながら?)潜ることになったのですが、その2時間の楽しい時間が意外によかったようです。


■どんなことを考えながら潜りましたか?

行きは気持ちよく・・特に何も考えてませんが少し流れがあってロープをグルグルと回ってしまったので「もったいないな」と思ってました。
帰りは水圧や流れなどでなかなか加速がつかず「あーしんどいなぁ、もっと運動しないとなぁ」と・・反省しつつ気合を入れて泳ぎました。


■63mはどんな世界でしたか?

ぼんやりとした濃いブルーの宇宙でした。
その先ってどんなんだろうと思いました。


■水面に上ってホワイトカードが出たときは何を思いましたか?

「よかったぁ!あーつかれたぁ!」






■二度目のコンスタント日本記録ですが、61mの前日本記録のときと変わった点、成長したと思える点はなにかありますか?

前回は潜る前なんか精神的にいっぱいいっぱいでしたが、今回は少しタフになった気がします(フィン有りだけ)。
あと深い集中ができるようになったかもしれません。


■今回はコンスタントウィズフィンだけでなく、フリーイマージョン(45m)、コンスタントノーフィン(20m)3種目全て1位で総合優勝を果たされました 素晴らしいパフォーマンスだったと思います この結果を一番誰に感謝したいですか?

家族とヨーガのお師匠さんにすぐ電話で伝えました。
特に母が台風の影響を心配していたので安心してくれたようでした。


■さあ次はエジプトで行われるコンスタントの世界選手権ですね そこでの目標は?

エジプトには特に目標は置いてませんが、今までと同じように機会があれば直前の体調と海と相談して楽しみたいですね。


■ありがとうございました!今後も活躍を期待しています





■プロフィール
・名前 平井美鈴
・生年月日 1973/1/30
・職業 グラフィックデザイナー ヨーガ講師
・競技成績 
 DEEP WATER CUP 沖縄 2007 総合優勝
 コンスタントウィズフィン  63m(日本記録)
 沖縄フリーダイブインビテーショナル2006
  コンスタントウィズフィン 優勝 (57m)
  フリーイマージョン    優勝 (50m)
・所属チーム 『東京フリーダイビング倶楽部』( http://www.freediving.jp)
・スポンサー 『infini』(http://infinijp.com/ )
         『モアナブルー』(http://www.moanablue.com/)


■メディア出演予定情報

8/24 NHK千葉 FM80.7MHz 「まるごと千葉60分」18時〜19時 


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コンスタントノーフィン55m日本新記録 富永選手にインタビュー
DEEP WATER CUP 沖縄2007でコンスタントノーフィン日本新記録55mを樹立した富永直之選手にインタビュー

          (写真中央:富永選手)


■まずは日本新記録55mおめでとう!

ありがとうございます。


■スロベニアから帰国しどんな風にコンディショニングしてきましたか?

帰国後の5日後に慶良間に渡り、やはり5日間ほどのんびりすごして時差ボケや、体調の回復をはかりました。その後は試合会場の真栄田にわたり練習を開始しました。


■自己ベスト61m、そしてダイナミックノーフィンの実力から察するに申告深度の55mは抑えた方なのでは?

記録更新が一番の目的でしたので55mとしました。


■推進力が小さいノーフィンはカレントの影響を受けやすい種目ですし、大深度からのアセントも加速しにくい面もあると思います。この種目の難しさや、注意した点があれば教えてください。

ご指摘のようにノーフィンは推進力がない点、カレントの影響を受けやすい点などなど、フィンありに比べてあらやる要素の難易度が高く感じました。練習中の自己ベスト更新も慎重に少しずつ刻んでいくようにしました。



■本番ではどんなことを考えながら潜りましたか?

モチベーションが高く持てなかったので、気持ちを切らさないようにするのが大変でした。


■水面に上ってホワイトが出たときは何を思いましたか?

「とりあえず記録更新はできたな」



■初めてのコンスタントノーフィン日本記録ですが、ダイナミックノーフィンの記録達成時と比べて感動や、感覚の違いなどは何かありますか?

スロベニアの時は事前の練習も、試合でのパフォーマンスもある程度納得できるもので、その上で結果も出たので嬉しかったですが、今回は自分の今の力でとりあえずどれくらい潜れるのか?その辺が確認できないうちに自分の持ち時間が終わってしまい、試合を迎え、終わり、そしてパラオに帰ってこなければいけなかったので非常に残念です。
55mのダイブというのは記録達成のためのもので、そういう意味では感動はほとんどありませんでした。


■今シーズンはスロベニアでの銅メダル獲得に始まり、コンスタントノーフィンでも日本新記録を達成された大躍進の年だったのではないかと思います。このことを一番誰に感謝したいですか?

サポートしていただいた皆さんです。


■今シーズンはこれで終了ですね 来シーズンの目標は?

来シーズンはコンスタントのウィズフィンをやりたいです。今年一度も行っていないので、どれくらい力がついているのか?いないのか?楽しみです。


■ありがとうございました! 来シーズンも頑張ってください



■プロフィール

名前 富永直之
職業 ダイビングガイド
競技成績  第3回個人世界選手権スロベニア 銅メダル
        ダイナミックノーフィン157m(日本記録)
        コンスタントノーフィン 55m (日本記録) 
                     
所属チーム  フリーダイビング/Blue Blood Bros
         ダイビングショップ/ブルーマーリン www.meluis.com
スポンサー   グローバルサービス蝓www.globalservice.co.jp/
個人ブログ  パラオの海で潜りながら http://bmtomi.exblog.jp/


■メディア出演情報

8/20 テレビ朝日 Qさま 20:00〜
9/10 月刊ダイバー 10月号 『今月のダイバー』
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金田勝巳選手にインタビュー


■スロベニア世界選手権でスタティック種目で日本代表として参戦されましたね 初めての世界選手権はいかがでしたか?

申告5分40秒に対して、結果は5分26秒...
試合前の目標は7分00秒でしたので、結果は散々でした。。トホホ。


■その記録に対する自分自身の思いは?

久しぶりに本気で悔しかったですね。
試合に向けて、多くの方にサポートしていただいていたので思い出すとなんだか泣けてきました。


■世界選手権での世界のレベルを肌で感じ取ってみて何が自分に残りましたか?

悔しさとともに、僅かながら希望も残りました。
大会全体を通じていろいろと吸収することがありこれからの競技生活に役立てたいと思います。


■金田さんはスタティックの自己ベストで7分40秒というすばらしい記録をお持ちだそうですね しかも陸上で出されたそうで、ものすごい可能性を感じます 次は世界選手権でともに決勝に残りたいですね!

試合できっちりと記録を残せて初めて自己ベストといえるのだと今回痛いほど感じましたのでまだまだ7分の実力ではないと思います。
ただ、どうしてもファイナルの空気を吸いたいので、これからじっくりトレーニングです。もちろん楽しみながら、ですが。
あの舞台で日本人が競い合っている姿は想像するだけでしびれますね。
  

■世界の素敵な友達もたくさん出来たようですから次の世界選手権も待ち遠しいですよね

フリーダイビングってだいぶマニアックなスポーツだと自分でも思っていたのですが、広い世界には同じことを嗜好している仲間がたくさんいるんですよね。それだけで繋がっているような気持ちになります。今回はオマケで連れていっていただいたようなものですので次回は3種目出場したいです。待ち遠しい!





■フリーダイビングをする前はどんなスポーツをしていましたか?

競泳 15年
トライアスロン 4年 です


■フリーダイビングを始めたきっかけは?

2005年の6月に小金井のBIGBLUEにロングフィンを買いに行ったところ松元恵さんに「来月試合があるから出てみなさい」と勧められたのが競技として取り組むようになったきっかけです。
もともとプールやオープンウォーターで泳いだり潜ったりすることが好きでしたが競技としての参加はこのときが初めてです。買ったロングフィンを試合の会場で初めて履き、ゴムの足になかなかなじめなかったことを記憶しています。


■初めてのフリーダイビング大会はどの大会でしたか?

2005年7月の第3回日本選手権(館山)でした。
STA 4-09
DYF 失格(SP)
DNF 75m

ホントに誰も知り合いがいない状況でとても心細かったですね。
でもやさしく声をかけてくださる方も多く、また出てみたいなぁと
思いながら、買ったばかりのフィンを忘れて帰りました...


■今現在、フリーダイビングのどのようなところに惹かれていますか?

心を静めて、ゆっくりと取り組めるところ。
体格や体力だけでパフォーマンスが決まらないところ。
人の気持ちや自然などに対する感度がよい人たちがたくさんいるところ。

好きな種目はフリーイマージョンとスタティック、でしょうか。
穏やかなのが好きです。


■いままで潜った中で一番好きな海は?

秋の真鶴


■フリーダイビングをしていて一番楽しかったことは?

ものすごいスピードでいろいろな方と知り合えることがなにより楽しいですね。


■あなたにとってのヒーローは?

鈴木大地


■自己ベストはどのくらいですか?

STA 7:40
DYF 100m
DNF 100m
CWT 33m
CNF 18m
FIM 38m

 
■フリーダイビング以外の趣味や普段よくすることはなんですか?

サーフィンが好きで11年続けています。
最近は海には入る時間が減っていますが、台風のうねりが入った
茅ヶ崎漁港の波は最高です。フリーダイビングとは違った
海の顔をみることができ、気分転換になります。


■日常生活では食べ物に気を遣っていますか?

不本意ながら、まったく気を遣えていないです。
ダイエットのために一ヶ月間毎日そうめんだけを食べ続けた時期が
あったり。。26歳であだ名が"揖保の糸"はキツイです。
健康診断で"肥満"とか書かれている場合ではないです。今後の課題です。


■どんなトレーニングをしているのですか? 

海洋での深度競技、プールでのダイナミック、スタティックはまんべんなく。
それから全体的なカラダのバランスを維持するために
ジョギングは欠かさないようにしています。ウェイトトレーニングはマシンを使うようなものはやらず、腹筋、背筋、腕立てなどのナチュラルなものを
ジョギングの後に取り込んでいます。

運動の強度には気をつかっています。
競泳、トライアスロンと強度の高い種目を長くやってきたので短時間で全エネルギーを投入する(したい)体質になってしまっているようです。
フリーダイビングに適したカラダにするため強度を最小にして長くゆっくりと続けるような運動を心がけています。


■最近感動した出来事は何かありますか? 

比叡山延暦寺の千日回峰行の話を知人から聞いたことです。
とくに9日間にわたる断食断水断眠の行の話は衝撃的でした。


■座右の銘はありますか?

『勝ちを知るの道』(孫子の兵法が好きです)


■フリーダイビングを通して一番何を表現したいですか?

難しいですね。あまり考えたことがなかったです。
人と人、人と自然の繋がり、でしょうか。


■これからの目標は?

今シーズンの目標
STA 7-00
DYF 135m
DNF 125m
CWT 50m
CNF 40m
FIM 45m


■あなたの最終目標は?

とにかく海と水をよく知っている人になりたいなと思っています。
競技としてのゴールは決めていません。




■プロフィール
名前 金田 勝巳(カネダ カツミ)
生年月日 1977年8月8日
職業 会社員
競技成績
 インドアカップ2007 DNF 優勝
 インドアカップ2007 STA 2位
所属チーム 東京フリーダイビング倶楽部
(http://www.freediving.jp/)
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平賀由紀選手にインタビュー


スロベニア世界選手権・日本代表 平賀選手にインタビュー!


■世界選手権ではダイナミックノーフィン種目で日本代表として参戦されましたね 初めての世界選手権はいかがでしたか?

世界大会に参加するのも初めて、ヨーロッパに行くのも初めてで、本当に楽しかったです。
世界の一流選手を間近で見ることが出来て、とても幸せでした。
現地での過ごし方、競技前の時間配分、ウォーミングアップしてる姿、すべてが勉強になりました。

記録は、18位の85m。
世界に挑戦した事は無謀とも言える事でしたが、自己ベストを更新出来たという点では満足しています。


■その記録に対する自分自身の思いは?

それまで一度も75mの壁をターンをした事がなかったので、とにかくターンして浮上する事を目標にしていました。
でも、大会3週間程前から体調を崩してしまい、しばらく満足の行く練習が出来なくなって、水に入る事も怖くなっていて…。
そんな中でコーチに何度も励まされ、一緒に練習して来た先輩方に励まされたおかげで、いつしか自分にも出来る事だと信じる事が出来るようになっていました。


■泳いでいる最中は何を考えていましたか?

いつもは自分のフォームの乱れを気にしながら泳ぐのですが、この時は不思議とネガティブなイメージが沸いてきませんでした。ただ気持ちよく「練習通りに泳げばいい」と心の中でつぶやいてました。


■世界選手権での世界のレベルを肌で感じ取ってみて何が自分に残りましたか?

今の自分に足りない事、たくさんの課題をみつける事が出来ました。
そして、自分よりも年上の人がどんどん記録を更新しているのをみて、可能性を感じました。


■世界の素敵な友達もたくさん出来たようですから次の世界選手権も待ち遠しいですよね

また機会があったら是非参加したいです。次は苦手な英語を克服してもっと友達を作りたい。


■あと、世界選手権で一番面白かったことは?

自分のメンタル面の変化です。
大会2日前は、プールで練習中に不安感に襲われて「日本に帰りたい」なんて思ってたんですが、当日の朝には、自分でも驚くほど肝が据わっていて「絶対に自己ベスト更新できる」って、揺るぎない自信に満ち溢れていました。
練習では一度も達成しなかった距離なのに、不思議ですね。
イメージトレーニングでベストを更新して、篠宮さんと一緒に写真を撮ってもらってる所まで想像してましたよ。もうここまで行くと、妄想。
そこまで鮮明にイメージ出来たのは、励ましてもらった数々の言葉と、その前の競技で見ていた日本選手の笑顔のおかげです。



■フリーダイビングを始めたきっかけは?

去年の9月に松元恵さんの指導の下で、アプネアアカデミーを受講したのがきっかけです。
その頃、御蔵島での「ドルフィンスイム」にはまっていて、「プロに教わったらもっと長い時間イルカと遊んでいられるようになるかもしれないよ」という友達の誘いを受け、一緒に受講しました。
競技歴は、1年弱です。

■フリーダイビングをする前はどんなスポーツをしていましたか?

4歳〜9歳までは、週に1回スイミング教室に通っていました。中学校の時は1年間水泳部に所属。
クラシックバレエ3年とジャズダンスを2年ほど習ってました。

■初めてのフリーダイビング大会はどの大会でしたか?

今年の2月に行われた、2007ビッグブルーインドアカップです。
ダイナミック・ウィズフィンで優勝、ノーフィンは4位でした。
数日前から緊張でガチガチになっていたわりには自己ベストが更新出来て、とても嬉しかったのを覚えています。


■今現在、フリーダイビングのどのようなところに惹かれていますか?

体中が水で包み込まれるところ。
ここ2ヶ月一生懸命練習していた事もあって、ダイナミック・ノーフィンが一番好きです。

■いままで潜った中で一番好きな海は?

御蔵島の海と、川も入れてよければフロリダのクリスタルリバー。
真冬のフロリダの温水の流れる川で、野生のマナティーと体をこすりあって一緒に遊んだ事は、自分が人間である事を忘れてしまうほど素敵な体験でした。また絶対行きます。海獣類が大好きです。




■フリーダイビングをしていて一番楽しいことは?

一番楽しいのは、人との出会いですね。素もぐりやフリーダイビングを始めてから、たくさんの人と出会えました。
個性的で職種も異なる人ばかりなのに、共通の話題が多いので話をしていて楽しいです。

それから今は、自分が変わって行く事が楽しい。
競技を始めたばかりなので、体形・体力・記録・メンタル面の変化が大きくて、何をしても新鮮なんです。


■あなたにとってのヒーローは?

ロシアの女王、ナタリア・モルチャノワ選手。
今回のスロベニア大会で、たくさんの勇気と感動をもらいました。


■自己ベストはどのくらいですか?

STA 4分37秒
DYF 85m
DNF 85m


■フリーダイビング以外の趣味や普段よくすることはなんですか?

時々ですが、ヨガをしています。
ゆっくりと呼吸しながら体をほぐしていくと、終わる頃には頭が清清しくポジティブな気持ちになれるので好きです。
世界選手権の時も、スロベニアに到着した次の日から毎朝ヨガをしていました。
心も体も、ヨガをした事によって前向きになれた気がします。


■日常生活では食べ物に気を遣っていますか?

あまり気を使ってないのですが、野菜をなるべく取るようにしています。
あとは暴飲暴食をしないように…これがなかなか治らないんです。


■どんなトレーニングをしているのですか? 

時間をみつけては、プールで泳ぐようにしています。
長距離を泳いだり、フォームの確認をしたり、クロールを息継ぎ少なめで泳いだり。
自己流や感覚だけだとゆき詰ってしまいそうなので、時々トレーナーに泳ぎを見てもらいます。
日ごろから気をつけている事は、なるべく階段を使う事。


■最近感動した出来事は何かありますか? 

スロベニアに行く途中で観光した、ウィーンの町並み。何もかもが美しくて、感動しました。
壁の装飾や、ドアが大きい事、緑がいっぱいの公園、何台もの馬車とすれ違った事など、映画やテレビで見たままの景色が目の前に広がっていて心が躍りました。


■座右の銘はありますか?

自分を信じる事


■フリーダイビングを通して一番何を表現したいですか?

うーん、、考えた事無かったです。


■これからの目標は?

ダイナミック・ウィズフィンの自己ベスト更新。
そろそろモノフィンに挑戦してみようと思っています。


■あなたの最終目標は?

暖かく澄んだ海の近くで暮らすこと。
海女さんに弟子入りしたいです。




■プロフィール
名前 平賀由紀
職業 コンテンツディレクター
競技成績 
 2007ビッグブルーインドアカップ ダイナミック・ウィズフィン優勝
 2007インドアカップ館山 ダイナミック・ウィズアウトフィン優勝
所属チーム ビッグブルー http://www.bigblue-ds.jp/
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世界選手権 銅メダリスト・富永選手にインタビュー



日本人初となる世界選手権でのメダル獲得を果たした富永直之選手にインタビュー



■まずはダイナミックノーフィン日本新記録そして銅メダル獲得本当におめでとうございます!

ありがとうございます。3位が決まった瞬間はとても嬉しかったです。


■予選を3位で通過し、そこでメダル獲得への手ごたえはありましたか?

150m以上泳げばチャンスはあると思っていました。


■決勝ではメダルを狙っていましたか?

もちろんメダルは狙っていました。
この種目に関しては大会前からチャンスはあると思っていました。


■決勝ではどんなことを考えながら泳ぎましたか?

50mぐらい泳いだところで「いけるな」と思いました。


■泳ぎ終えて、3位入賞そしてメダル獲得が分かった瞬間何を思いましたか?

初めての個人戦で初めてのメダル獲得と具体的な結果が出たので、
とても嬉しかったです。


■世界新で金メダルを獲ったデンマークのスティグ選手は今年で引退するそうですがこれからライバルになりそうな選手はいますか?

4位とは3・4mぐらいしか差がなかったと思いますし、
具体的に誰というより、これからも自分の記録を着実に伸ばしていきたいです。


■スティグ選手に対する印象は?

ウィズフィン・ウィズアウトフィンと決勝では予選よりも記録を伸ばしており、その辺はさすがだな、と思いました。


■富永選手と同記録ながらも申告距離の差により2位となったロシアのアレクセイ選手もきっといいライバルになると思います 彼に対する印象は?

彼もスティグ選手と同じく決勝では記録を伸ばしてきています。
まだ歳も若いそうですし、これからも各大会で目立った成績を出してくると思ってます。

■表彰台に登った時の感想を教えてください

やはり嬉しい・誇らしい、高揚感などそういった気持ちが味わえました。


■次の世界選手権での目標は?

競技は長く続けたいですし、やはり金や世界新なども視野にいれてこれからも頑張りたいと思います。


■ありがとうございました 銅メダル獲得本当におめでとう!!

Photo by Katsumi Kaneda


■プロフィール

名前 富永直之
職業 ダイビングガイド
競技成績  第3回個人世界選手権スロベニア 銅メダル
        ダイナミックノーフィン157m(日本記録) 
                     
所属チーム  フリーダイビング/Blue Blood Bros
         ダイビングショップ/ブルーマーリン www.meluis.com
スポンサー   グローバルサービス蝓www.globalservice.co.jp/
個人ブログ  パラオの海で潜りながら http://bmtomi.exblog.jp/
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大島俊選手にインタビュー


ニッポンのYOUNG GUN!大島俊選手にインタビュー


■フリーダイビングを始めたきっかけは?

2003年の秋に西伊豆井田で篠宮選手に初めて会い、帰り道に一緒にご飯を食べながらフリーダイビングの話をしたんです。篠宮選手はアテンプトでコンスタント−76mの日本記録を出した時の話を聞かせてくれたんですが、その当時スクーバダイバーだった自分はフリーダイビングの話に引き込まれてしまいました。
それがフリーダイビングを始めるきっかけになりました。


■フリーダイビングをする前はどんなスポーツをしていましたか?

中学と高校で柔道とラグビー。マラソンも少ししていました。


■初めてのフリーダイビング大会はどの大会でしたか?

2004年の日本選手権トライアル部門で、コンスタントとスタティックの競技に参加しました。コンスタントは大会前日に初めて体験したんですが、耳抜きができず、本番ではたった10mですが必死に潜ったのを覚えています。代表選考部門で参加していて70m程度潜っていた篠宮選手や市川選手は別としても、同じく初参加の友人・チャック選手も30mをサクっと潜っており、みんな深く潜れるもんだなぁと大変刺激を受けました。

一方、スタティックではトライアル部門1位となる5分17秒を出すことができ、「結構いけるかも!?」と思いました。この時、「やったらできちゃった」、「俺って天才かも」と感じられたおかげでフリーダイビングを続ける気になったような気がします。


■いままで潜った中で一番好きな海は?

御蔵島と小笠原が好き。
御蔵島ではボートを使わずに島の周辺を泳いでいた時、イルカの群れが遊びに来てくれてとても感動しました。ボートでイルカを探しに行くよりも、自然の中での遭遇という感覚があり印象に残りました。

小笠原、ケータのマグロ穴では、切り立った岸壁と圧倒的な透明度の中を魚の群れが泳いでいて大冒険をしているような気分になり興奮しました。それと、一日中イルカ船に乗った日があったんですが、イルカが全くいないので港へ戻ろうとしたときに「ありゃあマンタだっ!!」という船長の声が!
あの群青の海の中、真っ白なマンタが一匹だけ泳いでいて・・・ それがとても神々しく、感動。マンタの横をずーと泳いでいたら気がつくと20m付近まで潜っていたので急いで海面に戻り、お別れしました。


■フリーダイビングをしていて一番楽しかったことことはありますか?

世界選手権で他の国の選手とたくさん会って、遊びまくるのが楽しいです。
2005年のスイスやニース・コンスタント世界選手権と2006年チーム・エジプト世界選手権は最高でした。

みんなでジェットコースターに何度も乗ったり、オレンジジュースの一気飲み対決をしたり、楽しいヤツがたくさんいました。


■あなたにとってのヒーローは?

新庄剛


■自己ベストはどのくらいですか?

STA 6分37秒
DYF 150m
DNF 91m
CWT 62m
CNF  5m
FIM  20m



■去年の世界選手権エジプト大会では団体4位入賞でしたが、自分の中で4位はどのように受け止めていますか?

4位は嬉しかった、でもコンスタントとスタティックの総合で暫定1位だったのが、ダイナミックが終わって最終的に4位になってしまい、正直残念でした。同大会のダイナミックはみんな実力を出し切れたわけではないと思うので、様々な反省を胸に、次回に繋げたいです。


■5月の館山インドアカップではダイナミックウィズフィン種目で147mという日本歴代2位の好記録をマークし、優勝しましたよね、そのときの感想を教えてください

嬉しかったことは嬉しかったんですが、直前2ヶ月程度ほとんど練習していなかったのであんまり達成感はありませんでした。150mをターンしたかったですし・・・

2月の富士BBインドアカップで146m潜った時の方が、直前にきちんとトレーニング出来ていたのでもっと嬉しかったかな。


■フリーダイビング以外の趣味は?

コーヒー好きです(ハワイのオアフコーヒーとか)。
スタティックの直前にエスプレッソを2杯くらい飲むと調子が出ます。
他にはRed Bullという飲料がフリーダイビング前ににオススメです。(笑)


■どんなトレーニングをしているのですか?

近くの公園でランニングしています。あとは息止めウォーキングもします。これはプールに行けない時、ダイナミックの良い代替トレーニングになっています。


■最近感動した出来事は何かありますか? 

会社の研修会。
先輩が後輩のために日常の業務の時間を割いて本当に一生懸命準備してくれた事に感激しました。
自分の知らないところでこんなにも大変な思いをしてくれていたんだ、と思いましたね。
・・・って、フリーダイビングと関係無いけどいいんですか?


■座右の銘はありますか?

Enjoy Life!

Walk on


■フリーダイビングを通して一番何を表現したいですか?

LOVE!


■あなたの最終目標は?

あなたの心にあしあとを残すこと。



■プロフィール

名前    大島俊
生年月日  1983 6 12
職業    会社員
競技成績  BBインドアカップ2007・ダイナミックウィズフィン優勝
        館山インドアカップ2007・ダイナミックウィズフィン優勝
所属チーム Lucky Fin Barracuda 
        東京フリーダイビング倶楽部


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石川雅子選手にインタビュー
インドアカップ館山2007で総合優勝を果たした石川雅子選手にインタビュー




■まずは総合優勝おめでとうございます!ご自身初の総合Vだと思いますが、お気持ちを聞かせてください。

うれしいです!


■スタティックとダイナミックウィズフィンで種目別1位、ダイナミックノーフィンでは種目別2位と、各種目すばらしいパフォーマンスでしたね。今回の優勝は狙っていましたか?

全く狙っていませんでした。最近、練習しているとすぐに苦しくなって不調だったので、スタティックはほとんどウォーミングアップのつもりで参加し、ノーフィンは、水泳が苦手な私には未知の世界で、今回初チャレンジでした。チームのメンバーにのせられて、つい登録してしまったんです。
でも、一番好きな種目のウィズフィンだけはがんばろうと思っていました。


■石川選手は前回のプール世界選手権(スイス)に引き続き今回の世界選手権(スロベニア)でも日本代表となりました。それぞれの参加種目での目標を教えてください。

ウィズフィン、スタティックともに自己記録更新できたらうれしいです。
あと、いつもバタバタしてしまうウィズフィンのターンをきれいにすること。


■フリーダイビングを始めたきっかけは?

友人のダイビングショップのお手伝いで、御蔵島に行くことがよくあるのですが、自分の泳ぎでは、人を助けたり楽しませたりするのは難しいと感じていました。
そこでもっと深く、自由に潜れるようになるにはフリーダイビングしかないと思って始めました。4年くらい競技をしています。


■フリーダイビングをする前はどんなスポーツをしていましたか?

スポーツに入るのかどうか分かりませんが、スクーバダイビングを15年くらいしています。


■初めてのフリーダイビング大会はどの大会でしたか?

2003年の真栄田岬美ら海素潜りフェスティバルです。
私にとって、最初で最後?のコンスタントの大会で、記録は8m!
透明度の高い沖縄の海で気持よーく潜りました。このときはまさかこれ以上耳が抜けないとは思いもしませんでした。(笑)


■今現在、フリーダイビングのどのようなところに惹かれていますか?

水の流れを感じられるところ。
好きな種目はダイナミックウィズフィン (in 海)


■いままで潜った中で一番好きな海は?

御蔵と西表です。


■フリーダイビングをしていて一番楽しいことは?

練習や試合後にみんなと食べるご飯が幸せです。


■あなたにとってのヒーローは?

ポール スポング博士 (オルカの研究者)


■自己ベストはどのくらいですか?

STA 5'07"
DYF 116m
DNF  61m
FIM -20m(feet first)





■石川選手はフリーダイビングのサポートダイバーとしても活躍されていますよね テクニカルダイビングに興味を持ったきっかけは?

私は、頭を下にすると耳が抜けにくく、フリーで深いところに行くことができないため、スクーバで、みんなが潜って来るのを下で待っていたいなーと思って始めました。
潜降してくるフリーダイバーはほんとにきれいですよ。


■テクニカルダイビングのトレーニングはどのようなことをされていますか?

緊急対応やミックスガスを使った減圧等のトレーニングをしています。


■テクニカルダイビングでは現在何mくらい潜っているのですか?

セブで-90mまで潜りました。
深く行くにつれて、生物が減り、うす暗くなっていって、これ以上行ってはいけない感じと、どこまでも深く行ってみたい感じ、海の拒絶感と誘惑感の両方を同時に感じました。不思議な感覚。景色は・・・伊豆の海でした。
今後は、まずは100m、機会があれば300mくらいまで行ってみたいです。


■テクニカルダイビングとフリーダイビングの共通点はありますか?

深い海に落ちて行く感じと帰って来るための精神力


■フリーダイビング以外の趣味や普段よくすることはなんですか?

とにかく水に浸かってます。海かプールか温泉か・・・
あとはお気に入りの公園で、樹々や芝生に癒されてます。


■日常生活では食べ物に気を遣っていますか?

野菜はよく食べますが、あとは特に気は遣っていません。


■どんなトレーニングをしているのですか? 

最近、水泳を始めました。


■最近感動した出来事は何かありますか? 

『HOME』最高です。


■座右の銘はありますか?

あるがままに


■フリーダイビングを通して一番何を表現したいですか?

自然を受け入れ、受け入れられること


■これからの目標は?

Feet first フリーイマージョンで -30m


■あなたの最終目標は?

マッコウクジラと深海に潜ること




■プロフィール

名前 石川 雅子
職業 医療検査技師
競技成績 STA 4'26"
       DYF 116m
       DNF 61m
所属チーム 東京フリーダイビングクラブ
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