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山野智恵子選手にインタビュー
スタティック日本記録保持者・山野智恵子選手にインタビュー




■フリーダイビングを始めたきっかけは?

もともと素潜りが好きで、競技としてやろうと思ったのは映画「グランブルー」を見てからです。
当時の情報で日本ではやっていないと聞き諦めてしまい、長い間「夢」となっていました。
その後やっと見つけたショップで講習を受けたのが始まりで、5年ほど続けています。


■フリーダイビングをする前はどんなスポーツをしていましたか?

小学校で水泳、高校でテニス、社会人になってからは3年ほど水泳に通ってました。


■初めてのフリーダイビング大会はどの大会でしたか?

2003年の第1回フリーダイビング選手権です。
和気藹々としてとても楽しい大会だったのを覚えています。
コンスタントで25m潜りましたが、無理して鼓膜を傷つけてしまい1ヶ月水に入れないと聞いたときはすごくショックでした。


■今現在、フリーダイビングのどのようなところに惹かれていますか?

日常とは違う世界を体験できるところですね。
それとフリーダイビングを通して肉体的、精神的に自分を見直すことができること。
最近のマイブームはフリーイマージョンです。


■フリーダイビングをしていて一番楽しかったことは?

楽しいと思うのは、大会などで久しぶりに会った人達と一緒になって盛り上がったりしたとき。
所属チームは違っても同じフリーダイバーとしての一体感を感じます。


■あなたにとってのヒーローは?

ジャック・マイヨール


■自己ベストはどのくらいですか?

ダイナミックウィズフィン:80m
コンスタントウィズフィン:33m
フリーイマージョン:35m


■いままで潜った中で一番好きな海は?

メキシコのコスメル島。透明度の良さと、ダイナミックな地形に圧倒されました。







■山野選手は去年のインドアカップ館山でスタティックの日本記録を更新(5分34秒)されたわけですが、息を止めている間は何を考えていましたか?

好きな音楽を頭の中でかけ、曲にあった風景やイメージで頭の中をいっぱいにしました。
苦しくなってきたときには「空を飛んでる」とか「イルカと泳いでる」とか思い浮かべ、必死に現実を考えないようにしました。


■その記録を達成した瞬間には何を思いましたか?

プールから上がって記録を聞かされて、やっと実感がわいてきた感じです。じわじわと「あ〜ほんとに達成したんだ」って感じでしたね。
普段はぶっつけ本番が多いんですが、今回は事前にトレーニングを積みました。やっぱりトレーニングは重要だと思いました(笑)


■キプロス島で行われた世界大会『フリーダイバーオープンクラシック2004』に参戦し、成功すれば日本新となる5分20秒を越える好記録を出されましたが惜しくもレッドカードとなってしまいましたよね、その分も余計に嬉しかったのでは?

キプロスでのスタティックは本当に気持ち良くてこのまま6分行ってしまうのではないかと思いつつ顔を上げたらレッド! びっくりしました。
それがちょっとトラウマになってしまいました。大会自体はすごく楽しかったんですけど・・・
それから2年後の館山でホワイトカードをもらい、納得できるタイムが残せたので「ほっとした」というのがその時の気持ちです。


■フリーダイビング以外の趣味や普段よくすることはなんですか?

映画、睡眠


■日常生活では食べ物に気を遣っていますか?

好き嫌いが多いので、なるべくバランス良く食べるよう心がけています。


■どんなトレーニングをしているのですか? 

毎日続けているトレーニングは特にありません。
たまにプールに行ったときにモノフィンの練習や、深いプールでのネガティブ練習などをしています。


■最近感動した出来事は何かありますか? 

見慣れているはずの富士山ですが、改めてその美しさに感動してしまったこと、ですね。


■座右の銘はありますか?

「なせば成る」


■フリーダイビングを通して一番何を表現したいですか?

自然との一体感。


■今シーズンの目標は?

フリーイマージョンを極める。


■あなたの最終目標は?

一生海と関わっていけたらいいな、と思っています。




■プロフィール

名前 山野 智恵子
職業 会社員
競技成績 Indoor Cup 2006 スタティック優勝 5分34秒(日本記録)
所属チーム BlueBloodBros(BBB)
        BIG BLUE http://www.bigblue-ds.jp/


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守屋滋記選手にインタビュー
インドアカップ館山2006で総合優勝を果たした守屋滋記選手にインタビュー




■フリーダイビングを始めたきっかけは?

高校卒業後、海上保安学校に入学して19歳で横浜海上保安部の巡視船『しきしま』に配属になりました。
当時『しきしま』はフランスからプルトニウムを輸送する『あかつき丸』という船を護衛するという目的で新造された巡視船で、『しきしま』はその任務の特殊性から潜水士が配置されることになり、そこで新人の僕は、カッコいい潜水士達の先輩方と出会いました。
そして21歳のとき、潜水研修を終えて念願の潜水士となったときに、隊長に一冊の本を貰いました。
その本が「イルカと海に還る日」。フリーダイビングとジャックマイヨールとのはじめての出会いは、今でも忘れられない感動です。それから、約4年間潜水士をしていましたが、無意識に潜水訓練の時には、フリーダイビングを意識して訓練していた気がします。
本格的にフリーダイビングをはじめたのは、海上保安官を辞めた後、看護師として働き出してからなので、競技年数は2〜3年です。


■フリーダイビングをする前はどんなスポーツをしていましたか?

学生時代は野球、ラグビー、柔道等をしていました。社会人になってサッカーを始めました。あと、ダイビング(潜水士)をしていました。スポーツは、スケートと縄跳び以外、大好きです。


■初めてのフリーダイビング大会はどの大会でしたか?
2005年の館山のインドアカップです。
成績はウィズアウトフィンのみの参加で69Mで一応3位でした。その頃は69Mでも結構立派な記録だったんです!


■今現在、フリーダイビングのどのようなところに惹かれていますか?

ここ2年ぐらいは、プールでのダイナミックを意識した泳ぎばかりしてます。ダイナミックは単純に競技として、少しでも記録を伸ばしたいと思ってやってます。
でも、本当は綺麗な海の近くに住んでコンスタントを気持ちよくやれる生活がしたいです。だって、コンスタントで深く潜れたときの海との一体感は最高ですよね。

■いままで潜った中で一番好きな海は?

潜水士時代は色んな海で潜りました。東京湾のヘドロの中や父島沖の綺麗な海など、どれも印象に残っています。でも一番は『しきしま』に乗っていたときに太平洋の真ん中で時々訓練をしていたのですがそのときに見た海の青さです。周囲は海と空だけ、上も下もブルー。水深は数百メートル。
綺麗なのですが同時に怖さを感じたことを良く覚えています。


■フリーダイビングをしていて一番楽しかったことはありますか?

船でポイントまで移動しているときによく船酔いするのですがポイントに到着したらすかさず海に潜り、5Mぐらいのところでジッとしてるとすごく気持ち良くなります。
あと、新婚旅行で行ったハワイ島の海でフリーダイビングをしていて鯨の声が聞こえてきて、イルカとも出会えたのが感動的でした。


■あなたにとってのヒーローは?

イタリアの種馬、ロッキーバルボア


■自己ベストはどのくらいですか?

スタティック 5分            
ダイナッミックフィン 125M
ダイナッミックウィズアウトフィン 105M
コンスタント 35M


■去年のインドアカップ館山では総合優勝を果たされましたが、優勝した瞬間には何を思いましたか?

ヤッター!しばらく息止めしなくていいな!


■はじめから優勝は狙っていましたか?

とんでもない!


■今年のインドアカップ館山へ向けた意気込みを聞かせてください。

やるからには、少しでも記録を伸ばしたいです。




■守屋選手は以前、海上保安庁で潜水士“海猿”として勤務されていたそうですが、訓練はどのようなことをするのですか?

潜水士“海猿”のトレーニングは様々なものがありますが、基本的に潜水士は救難を目的とした、救難指定船にいます。
それは各管区に1隻から2隻あり、海洋での訓練はその船の行動中の1〜2週間のなかで計画が立てられて行われます。

例えば・・・

場所 東京湾のどこか

時間 午前 9時頃から12時頃まで
    午後14時頃から17時頃まで

内容 海の中での捜索訓練
    障害物突破訓練
    海上から船上に救助者を引き上げる訓練
    サーキットトレーニング
    無人島でのサバイバル訓練
    岩場への上陸訓練
    ヘリコプターでの救助訓練  などなど
     

海上保安官の船での仕事は船務と業務があります。船務とは船を動かすための仕事で、業務とは事件事故が起こったときの仕事です。
ちなみに僕は主計科という乗組員の食事を作ったり、事務仕事をする科で潜水士をしていたので、いわば潜る調理人でした。
 

■一番厳しかった訓練は?

厳しかったのは体力アップを目的としたサーキットトレーニングです。船上と船の周囲の海で潜ったり、走ったり、登ったり、溺れたり色々やらされました。素潜りや息こらえはウォーミングアップでやってました。


■その訓練がきっとアプネア競技に生かされているんでしょうね

もちろん生かされています。でも、僕の場合は4〜5年のブランクがあるので、現役の人とは違います。まあ強いて言えば海や水に慣れているということが強みだと思います。


■フリーダイビング以外の趣味や普段よくすることはなんですか?

 <ブルーポップ touch the world>という活動をイラストレーターの卵の妻の「サトコ」と2人でやってます。今はまだ小さな小さな募金活動です。興味のあるかたはホームページをチェックして見てください。
あと、ヘンプ(麻)のアクセサリーを売るほど作ってます。
それと最も大切なのは生後3ヶ月のカワイイわが子「小梅」のおむつ交換です。


■日常生活では食べ物に気を遣っていますか?

30歳を過ぎてから、無駄な贅肉が取れないので、出来る範囲で暴飲に気をつけています。


■どんなトレーニングをしているのですか?

少しずつでも、定期的に運動をするようにしています。


■最近感動した出来事は何かありますか? 

1位 小梅誕生
2位 僕が奥さんの誕生日にプレゼントしたバックをよく使ってくれていること。
3位 ロッキー・ザ・ファイナル 

■座右の銘はありますか?

「笑って死ぬ」


■フリーダイビングを通して一番何を表現したいですか?

「人生って素晴らしい」


■これからの目標は?

AIDA Individual Indoor World Championship 2007への出場。


■あなたの最終目標は?

暖かい綺麗な海のある所に住んで、シーカヤックやフリーダイビングをして悠々自適に生活することですね。





■プロフィール
名前 守屋滋記
生年月日 1972年 5月13日
職業 看護師
競技成績
      2005年インドアカップ館山 ダイナミックウィズアウトフィン3位
      2006年インドアカップ館山 総合優勝

スポンサー  サトコ(妻)
       http://www7a.biglobe.ne.jp/~danny/
       http://blogs.yahoo.co.jp/bluepop1450
個人ブログ 元海猿、現在ナースマンの男の野望
       http://blogs.yahoo.co.jp/umizaru_nursman

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富永直之選手にインタビュー
ダイナミックノーフィン日本記録保持者・富永直之選手にインタビュー



■フリーダイビングを始めたきっかけは?

大学時代にスクーバダイビングのサークルでダイビングを始めたのですが、練習の一環でスキンもよくやっていました。
先輩に海パンを脱がされこっちはスッポンポンなのに、水底から器材取って来い!という無茶なものから沖縄のサンゴ礁で熱帯魚とすばらしい珊瑚に感動したスキンダイビングなど思い出深いものばかりです。
その時に、素潜りは楽しい!水中に素潜りで入っていく感覚も楽しい!という感覚が自分の中に残り、それが興味を持つきっかけになったんだと思います。

競技として始めたのはそれからしばらく経ってからです。途中で2年ぐらいブランクがありますが6・7年経つと思います。


■フリーダイビングをする前はどんなスポーツをしていましたか?

小学生〜高校まで水泳を、小学校6年間はサッカーもしていました。


■初めてのフリーダイビング大会はどの大会でしたか?

沖縄で行われた、エジプトだったかの世界大会の選考会です。3人チームの対抗戦でBBBの小川さん・篠宮さんとチームを組んで出場しました。
海況が悪くコンスタントは開催できず、スタティックだけ行われたのを覚えています。結果は私たちのチームは代表になれず、個人的にも当時のルールで意識鮮明とみなされず失格の判定をもらったのを覚えています。

99?00年?あまり開催年はよく覚えていません。よく覚えていないのは本大会をあまり意識できていなかったからだと思います。などと言っては当時チームメイトでインタビュアーの篠宮さんに怒られそうですが、当時は競技を始めてから経験が浅く、「世界大会」と聞いても自分のなかで意識できなかったんだと思います。そういう意味でもまだまだ未熟なフリーダイバーでした。


■今現在、フリーダイビングのどのようなところに惹かれていますか?

旅費は自己負担ですが、前々回はカナダ、前回はエジプト、今年は参加するか分かりませんがスロベニアとこんな機会でもないとなかなか訪れないような色んな国に行けるのがいいですね。

競技をしている時は独特の緊張感を感じ、自分と向き合えるところが好きです。

一番好きな種目はコンスタントです。
コンスタントのノーフィンも興味があるので、今年はやってみたいです。


■いままで潜った中で一番好きな海は?

どこの海も好きです。それぞれの特色があって、それぞれ印象深いです。


■フリーダイビングをしていて一番楽しかったことや、特別な体験をしたことはありますか?

楽しいのはやはり大会・練習中問わず、自分で設定した目標をクリアできた時。
エジプト大会で、途中経過ですが日本男子が1位に立ちみんなの気分が高揚したときも良い思い出です。

印象深いのはパラオで水深60mぐらからサメに本気で追いかけられた時かな。

あとは、去年のエジプト大会の練習中にボートのエンジントラブルが原因で、カナダやアメリカの選手たち
と洋上を数時間漂流したことは印象に強く残っていますね。


■あなたにとってのヒーローは?

特にいません。


■自己ベストはどのくらいですか?

スタティック:7分30秒 
ダイナミックウィズフィン:165m 
ダイナミックノーフィン135m
コンスタントウィズフィン:85m   


■富永選手は去年、ダイナミックノーフィンの日本新記録119mを達成されたわけですがこの記録を達成した瞬間には何を思いましたか?

嬉しかったことは嬉しいのですが、理由はよく分かりませんが、「物凄い嬉しい」というほど感情が爆発しなかったのを覚えています。


■去年の世界選手権エジプト大会では団体4位入賞でしたが、自分の中で4位はどのように受け止めていますか?

前回のカナダ世界選手権と違って強豪国や強い選手が軒並み参加してのこの成績でしたから、だいたいその辺りの力がある、というのが分かった大会だったと思います。
年々各国の選手も力を伸ばすペースが上がっているようなので、また力をつけて次回は1位目指して臨みたいです。



■普段はパラオに住んでいるとのことですが、練習環境や一緒に練習する選手の確保はどうされていますか?

パラオ移住後半年ぐらいは練習していましたが、現在はパラオにいる間は練習はまったく行っていません。
パラオではスクーバダイビングのガイドをしているのですが、自然相手の仕事ですので、気力・体力ともにそこに使い切ってしまいますし朝から夜までゲストといることも多く、その上でフリーダイビングの練習をする気は起きないからです。

あとは普段スクーバダイビングで窒素を体に溜め込んでいるので、たまにある休みに素潜りをしてしまうと減圧症にかからないかと、個人的な心配もあり、海の練習等も一切していません。


■いつもどんなトレーニングをしているのですか? 

トレーニングは日本に帰った時に行っています。3ヶ月ほどフリーダイビングの為に日本にいることが多いのですが、9ヶ月のブランクがあるので毎年コンスタントなら20mぐらいから、スタティックなら3分ぐらいから徐々に慣らしてトレーニングを始めています。

体について特に気をつけていることはないですが、強いて言えば疲れを残さないよう心がけています。
3ヶ月集中して良いトレーニングを行いたいので、翌日に疲れを残さないように睡眠はたっぷりとります。


■フリーダイビング以外の趣味や普段よくすることはなんですか?

読書です。1年の大半はパラオにいて日本語の活字が恋しくなるので・・・読書は大好きです。


■日常生活では食べ物に気を遣っていますか?

パラオにいるときは日本ほど食材が豊かではないですし、ほとんど輸入に頼っている国なので、品質がどう?栄養がどう?産地がどう?などと選ぶ余地はありません。夜もほとんどゲストと飲みに行くことが多く、お酒もそんなわけでほぼ毎日飲んでいます。
ダイビング後のビールは最高に美味いですよ!

日本に帰ったときは秋刀魚や鯖の塩焼きとか、寿司・ラーメンなどなどパラオで食べられないものをはじめ、何を食べても美味しいですね。
それでも練習を続けていると、自然に脂っこいものとかは食べる気がしなくなります。お酒も週に1回ぐらいですね。


■最近感動した出来事は何かありますか? 

普段海に潜り続け、自然に接しているので、やはりそういう部分からもらった感動が大きいです。
カジキや巨大なサメを目撃したり、素晴らしい夕焼け、水平線に浮かぶ島の緑とそこに架かる虹など何気ないことですが自然に囲まれたパラオでは、感動させられることは数多いですね。



■座右の銘はありますか?

「限界は自分の心が決める」


■フリーダイビングを通して一番何を表現したいですか?

特に意識したことはないです。


■これからの目標は?

今シーズンはGW後に帰国する予定です。
スロベニアや沖縄の大会(DEEP WATER CUP)への参加を予定しています。


■あなたの最終目標は?

特にないです。
情熱が持てなくなるまでやりたいと思ってますし、その間は何かしらの成長を毎年したいと思ってます。



■プロフィール

名前 富永直之
職業 ダイビングガイド
競技成績  第4回世界選手権カナダ  日本代表 5位 
        第5回世界選手権エジプト 日本代表 4位 
        ダイナミックノーフィン119m(日本記録) 
                世界ランク2006 12位
        コンスタントウィズフィン80m 
                世界ランク2006  9位
     
所属チーム    フリーダイビング/Blue Blood Bros
         ダイビングショップ/ブルーマーリン www.meluis.com
スポンサー   グローバルサービス蝓www.globalservice.co.jp/
個人ブログ    パラオの海で潜りながら http://bmtomi.exblog.jp/
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森田尚子選手にインタビュー
ビッグブルーインドアカップ、ダイナミックウィズフィン種目優勝そしてインドアカップ沖縄総合2位入賞を果たした森田尚子選手にインタビュー!




■フリーダイビングを始めたきっかけは?

競技として練習を始めたのは去年からです。ハワイ島でフリーダイビングのトレーニングをしている方と知り合い、「ヨガレッスンとエクスチェンジしよう」ということで潜り方を教えてもらいました。


■フリーダイビングをする前はどんなスポーツをしていましたか?

素潜り・ドルフィンスイムが3年に、ボディーボードやサーフィン5、6年と、学生の時はバスケットボール、マラソンなどですね。


■初めてのフリーダイビング大会はどの大会でしたか?

07’BIGBLUEindoorcup大会です。まさか優勝するとは思わなかったのでボーっとしてしまいました。


■森田選手は初参加の大会で優勝されたわけですが、緊張はしませんでしたか?

実は大会に出る!と決めた1ヶ月前から緊張していました(笑)
ダイナミックの練習をほとんどしたことがなく、モノフィンも始めたばかりだったので・・・大会前日はよく眠れませんでした。
ふだんは全然緊張するタイプではないので、新たな自分発見でしたね。


■優勝したときはどんな気持ちでしたか?

「大会に出る」ということに挑戦して本当によかったなーと思いました。
初大会出場で自己ベストを出せたことや、優勝までできたこともとても嬉しかったですが、リラックスして気持ちよく幸せな気分で泳げたこと、人のつながりを感じられたことが何よりの感動でした。




■今現在、フリーダイビングのどのようなところに惹かれていますか?

私はコンスタントが好きなんですが、今までに見たことのない風景、感じたことのない感覚・水圧など全て新鮮です。呼吸が整い、リラックスしてうまく潜れたときは夢を見ているかのように幸せな気分になります。


■フリーダイビングをしていて特別な体験や不思議な体験はありますか?

BBカップでの体験は忘れられません。競技前は緊張していたのですが、ウォーミングアップからだんだんリラックスしてきて、競技ゾーンに入ったときには緊張と集中力とリラックスがほどよいバランスで何ともいえない感覚になりました。
コーチの平井美鈴さん、マッサージをしてくれた西村裕子さん、応援に来てくれた永岡隆昭さんがそばで「大丈夫だよ、リラックスできてるよ」とずっと励ましてくれていたことや、セキュリティーの方の存在に、もう感謝の気持ちが溢れてきて。オフィシャルトップ直前に感極まって半泣きでスタートしました(笑)

それからは、25mプールが小さく感じ、体は勝手に動いてくれて、まったく苦しくなく、ただただ気持ちがよくて幸せでした。いつまでも泳いでいたかったです。とても不思議で最高の体験でした。


■それはまさしくスポーツ心理学でいうところのZONEですね フリーダイビングを始める前にもそういったZONE体験はありましたか?

実は、今までにもこういったZONE体験はあるのですがあまりに不思議だったので誰にもいえませんでした・・・
学生の時のバスケットの試合の時でも何回か体験したことがあります。
一番すごかった時は体育館の天井の方から自分がシュートしているのを見たことがあるんです!

ZONEをコンスタントで感じることができたら最高ですね!


■いままで潜った中で一番好きな海は?

ハワイ島コナの海です。青が深くて美しい!


■自己ベストはどのくらいですか?

スタティック       4分16秒
ダイナミックウィズフィン 75m
ダイナミックノーフィン  50m
コンスタントウィズフィン 21m


■普段はヨガのインストラクタもされているそうですが、フリーダイビングとの関連性を感じますか?

どんな状況・環境でも静かで柔らかい心を持ち、全てと調和するということが目的の一つだとすればヨガもフリーダイビングも全く同じものだと思います。


■フリーダイビング以外の趣味や普段よくすることはなんですか?

空き時間は読書、お休みの日は友人と会っておしゃべり。長い休みがとれたときは旅ですね。


■日常生活では食べ物に気を遣っていますか?

マクロビオティックをベースに自分の好みやライフスタイルに合わせてアレンジしています。自宅では基本的には玄米菜食ですが、あまりストイックにならないよう何でもいただくようにしています。年に2、3回ファスティングをして、内臓を休ませ、食を見直します。


■どんなトレーニングをしているのですか? 

毎朝ヨガをしています。時間があるときはプールで泳ぎます。
1日中からだを動かしているので、夜は体をゆるめるリラックス系ヨガのリストラティブヨガをします。これをしないと背中が硬くなります・・・

これから暖かくなるので、海でコンスタントのトレーニングをして少しずつ記録を伸ばしたいです。


■あなたにとってのヒーローは?

全てのトップアスリート、レイアード・ハミルトンです


■最近感動した出来事は何かありますか? 

ヤンキース松井選手の「不動心」という本。この「本の内容もすばらしかったのですが、大会の前にヨガの生徒さんが「絶対読んでほしい!」とおすすめしてくださったのも嬉しかったです。とても励みになりました。


■好きな言葉は?

「何ごとも楽しむ!」


■フリーダイビングを通して一番何を表現したいですか?

まだ始めたばかりで、考えたことがなかったですが・・

「自由」でしょうか。


■これからの目標は?

今年の目標はコンスタントで30m潜ること。フリーフォールを体験してみたいです。
そして夏に行われる沖縄の大会【DEEP WATER CUP】にぜひ参加したいです。ぜいたくを言えばBBカップで泳いだときのような気分で潜れたら最高です。


■あなたの最終目標は?

これからもずっと死ぬまでフリーダイビングとヨガと共に生きていきたいです。





■プロフィール
名前 森田 尚子
職業 ヨガ・インストラクター
競技成績 ビッグブルーインドアカップダイナミックウィズフィン種目優勝
       インドアカップ沖縄総合2位
個人サイト http://www.yogini-nao.com/
ブログ   http://www.yogini-nao.com/blog/
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森永ニッカ選手にインタビュー
インドアカップ沖縄総合優勝&ダイナミックノーフィン日本記録保持者、森永ニッカ選手にインタビュー!

                  Photo by Koichi Saito

■フリーダイビングを始めたきっかけは?

長年続けていたドルフィンスイムが嵩じて、フリーダイビングに興味を持つようになりました。TVでウンベルト・ペリツァーリの優雅な泳ぎを見て、イタリアのサルディーニャまで旅してウンベルト自身のワークショップを受けたのが最初です。
その前年に深潜りを練習できる環境を探していた折り、友人の並川圭子さんに現在のクラブ(東京フリーダイビング倶楽部)を紹介してもらいました。

そこで2003年から練習を始め、競技の面白さを知りました。素敵な仲間もたくさんできました。


■フリーダイビングをする前はどんなスポーツをしていましたか?

学生時代はスポーツは特に何もしていませんでしたが、社会人になってからジムでマシンと水泳に通っていました。


■初めてのフリーダイビング大会はどの大会でしたか?

2003年の第1回日本選手権が初めての大会でしたが、いつもの練習仲間と一緒だったので緊張せず競技できました。その結果、総合3位の小さなトロフィーをいただき嬉しかったのを覚えています。
井田の海の側のキャンプ場で皆で泊まったり、ご飯を作ったりしたのも良い思い出です。


■今現在、フリーダイビングのどのようなところに惹かれていますか?

コンスタントがいちばん好きです。自分の力だけで潜り、水圧の変化を感じるところが魅力。海の深みに潜って行くと同時に、自分の内面に潜って行くような感覚、試行錯誤しながら自分の泳ぎを洗練させることが面白いです。
競技に関しては、競技中の集中とその後の開放感の落差がたまりません。


■いままで潜った中で一番好きな海は?

バハマのドルフィンサイトの海。イルカと泳ぐなら地球でいちばんだと思います。


■フリーダイビングをしていて特別な体験、不思議な経験をしたことはありますか?

2004年のワールドカップ(バンクーバー)で、海が真っ暗で水温も相当低く、普通ならぜったい恐くて潜りたくないような状況だったのですが、不思議に肝がすわって、落ち着いて集中して潜れたことが、今思い返すと不思議に思えます。


■あなたにとってのヒーローは?

ウンベルト・ペリツァーリ

浮谷東次郎


■自己ベストはどのくらいですか?

スタティック 4分55秒
ダイナミックウィズフィン 135m
コンスタントウィズフィン  57m


■森永選手は3月のインドアカップ沖縄でダイナミックノーフィンの日本新記録100mを達成されたわけですがこの記録を達成した瞬間には何を思いましたか?

今回、たまたま一時帰国の期間中にインドアカップ沖縄があったため参加することにしました。事前の練習が充分でなかったので、日本記録更新などまったく考えてませんでした。
自己記録を少しでも更新できたらオーライと思っていたので、実はノーフィンの日本記録がその時点で何mなのかも把握していませんでした・・・
競技終了後、今の自分の泳ぎが日本記録更新!と聞かされビックリしたのが正直なところです。


■元オリンピックスイマーの田中雅美選手が保持していた日本記録 (96m)を 更新されたわけですが、意識しましたか?

全く意識していませんでした。今回の私の記録もそのうち誰かが更新するでしょうし。ただ、今回は自分の力を100%出せて、それが良い結果につながったことが嬉しいです。


■また、インドアカップ沖縄ではスタティック、ダイナミックウィズフィンでも好記録を出して総合優勝もされましたね、そのときの気持ちは?

総合優勝という経験は初めてでしたので素直に嬉しかったです。
一方で各競技について反省点もあり、それらは今後おいおいクリアしていきたいです。



■普段はアメリカ・フロリダに住んでいるとのことですが、練習環境や一緒に練習する選手の確保はどうされていますか?

仕事の合間に、プールで時々泳いでいます。フロリダは暖かいため、冬でも屋外プール(温水)です。地元の水中ホッケーの練習会に時々参加しています。かなりハードなスポーツで、毎回ヘトヘトになりますが、その後のご飯が美味しいです!
海ではなかなか練習できないのが悩みですね。


■いつもどんなトレーニングをしているのですか? 

プールで泳ぐ時は、違うフォームを試してみたり、息継ぎの回数やスピードを変えたりなど、いろいろ楽しみながら練習しています。水の中にいること自体が好きなので、忙しくてプールに行けないとストレスがたまります!


■フリーダイビング以外の趣味や普段よくすることはなんですか?

ドルフィンスイム、裁縫、サルサ、乗馬です(:


■日常生活では食べ物に気を遣っていますか?

マクロビオティックなど健康食も好きですが、ジャンクフードも好きです。
あまり厳しく考えず、とにかく何でも美味しくありがたく食べてます(:


■最近感動した出来事は何かありますか? 

ノマディック美術館のグレゴリー・コルベールの展覧会が良かったです。


■普段はイラストレーターとしてお仕事をされているそうですが、フリーダイビングがイラストのお仕事に影響を与えますか?

イラストとフリーダイビングについて、共通点は『流線型を描くこと』です。

イラストを描く時はいつも、頭の中でまずイメージを作り、それをペンで紙にトレースします。はっきりとイメージが出来たら、イラストはもう出来上がったようなものです。
フリーダイビングをする時も、頭の中に自分が流線型を描いて泳いでいる姿をイメージし、それを実際に海でトレースします。
イメージをする力と観察力は、イラストの仕事で養われたもので、フリーダイビングにも役立っていると思います。
また、自分の身体全体で流線型を描くフリーダイビングが、自分のイラストの描線にもきっと良い影響を与えてくれていると思います。


■好きな言葉はありますか?

「迷ったら美しい方へ進め」

「Less is More」

「神は細部に宿る」


■フリーダイビングを通して一番何を表現したいですか?

「美しさ」


■これからの目標は?

水中で、より自由により美しく泳ぎたい


■あなたの最終目標は?

人魚!





■プロフィール

名前 森永ニッカ
職業 イラストレーター、ボート手伝い
競技成績 インドアカップ沖縄2007総合優勝
所属チーム 東京フリーダイビング倶楽部 http://www.freediving.jp
個人サイト 『人魚になりたい』 http://www.55mermaid.com

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平井美鈴選手にインタビュー
インタビュー第一弾はコンスタントウィズフィン−61mの日本記録保持者 平井美鈴選手です!





■フリーダイビングを始めたきっかけは?

4年前、旅行先で日本代表の方にフリーダイビングという競技の存在を教えてもらったことがきっかけです。
それ以来、4年間競技をしています。


■フリーダイビングをする前はどんなスポーツをしていましたか?

中学校は3年間卓球部、女子高時代は3年間新体操部。あとはスポーツクラブで筋トレエアロビを2年くらい。
フリーダイビングを始める直前3年くらいはHIP HOP DANCEにハマっていました。


■初めてのフリーダイビング大会はどの大会でしたか?

2004年10月に行われたJAS主催の獅子浜記録会です。32m潜りましたが、ロープタッチでペナルティでした・・・
でもそんなのどうでもいいくらい楽しくて達成感のある1日でした。


■今現在、フリーダイビングのどのようなところに惹かれていますか

水の中で息を止める事は自分にとって「非日常の世界」。とくに海の競技が一番好きなのですが無重力の宇宙空間にいるような感覚や地球に比べて自分のちっぽけさをポツーンと実感できるところが好きですね。


■いままで潜った中で一番好きな海は?

2005年ニースで潜った時の海ですね。この時、初めて美しいブルーの海でロープ沿いに潜りました。52mの水深でも明るくてびっくりしました。


■フリーダイビングをしていて一番楽しかったことや、特別な体験、不思議な経験をしたことはありますか?

一番楽しかった事は大好きな小笠原で島の友人達とコンスタントの練習をしたことですね。特別な体験はその小笠原でジンベイザメに会ったんですがその時にフリーダイビングをしているおかげで長く一緒に泳げたことです。
あと、不思議な体験は25mくらいの水深で人の声が聞こえたことですね!(聞こえるものなのだろうか・・・!)


■あなたにとってのヒーローは?

坂本弥生さんです (フィンスイミングの日本代表選手)

フィンスイムでお世話になっています、かわいくってパワフルで水に入るとイルカそのもの!


■自己ベストはどのくらいですか?

スタティック 5分11秒
ダイナミックウィズフィン 115m
ダイナミックノーフィン 25m!



■平井選手は去年のエジプト世界選手権でコンスタントウィズフィンの日本新記録−61mを達成されたわけですがこの記録を達成した瞬間には何を思いましたか?

ジャッジからホワイトカードが出た瞬間は号泣してしまいましたが「あぁ、一生忘れないなぁ」と思いました。-61mの場所は「まるで宇宙!」そして地球に住んでいるんだなぁと思いました。


■『61m』という数字を申告した理由はなんですか?

自分にとって意味のある数字でした。それはジャックマイヨールが打ち立てた世界記録ですし、篠宮龍三選手が5年前に作った日本記録。そして、最近では大島俊選手や松元恵選手が行ったことのある憧れの場所でした。
間近の深度までは何度も行っていたので余裕はありましたが思い入れがあるだけに別の緊張感がありました。

■普段はヨガのインストラクターをされているそうですが、ヨガとフリーダイビングとの関連性を感じますか?

関連性は言葉では表現できないくらいあります。私にとってはフリーダイビングとヨーガは同じようなものです。「心の平安と生きる歓び」というのがヨーガの目的といわれますが、フリーダイビングも同様だと感じています。そして簡単に言うとアーサナによって胸郭はじめ身体がしなやかになり、呼吸法やマントラは瞑想やリラックスにつながります。
カラダの内観が高まるのでフリーダイビングに於いても微細な身体の変化に気づくようになりますね。


■フリーダイビング以外の趣味や普段よくすることはなんですか?

家庭菜園です!


■日常生活では食べ物に気を遣っていますか?

ケーキとコーヒー大好き!なので気はあまり使ってませんが、以前から100%玄米と家ではトリ肉、野菜多め、という感じです。


■どんなトレーニングをしているのですか? 

最近は一番多いのがヨーガです、ほぼ毎日。胸郭を思いっきり開いています。あとは週1回くらいプールでフィンスイミング。たまにスタティックやダイナミックの練習もします。
それとスタジオでエアロビやったり・・プールだけだと神経が偏るような気がするので何事もバランスよく。いろんな事をやると運動神経にいいですよ。
海では毎回ベストにトライはしませんが、定期的に水圧に慣れておく事がいいと思うので時間を作って海に行くようにしています。


■最近感動した出来事は何かありますか? 

去年からですがNHKの韓国ドラマ「チャングムの誓い」を見ると「頑張らなきゃなぁ!」と気合いが入ります!


■座右の銘は?

「念ずれば花ひらく」
ヨーガのお師匠さんにいただいた言葉です。


■平井選手はJAS/AIDAJAPANの理事もされているわけですが、理事としてのビジョンはありますか?

日本は海に囲まれた島国ですがフリーダイビングを知らずに海に楽しんでいる人はいっぱいいると思います。ですのでこのフリーダイビングをより多くの人に広く知ってもらい安全に楽しめるようなイベントや大会が全国各地で行われるようになるといいなぁと思っています。それは今すぐできることではなく、その為に今築いておかなければならない多くの課題をここでしっかり固めてゆきたいと思っています。


■フリーダイビングを通して一番何を表現したいですか?

ココロのチカラ。


■これからの目標は?

いつもそうなんですけど、普通に練習を重ねていってその時の身体の声で大会参加や深度は決めていきます。


■あなたの最終目標は?

ゴールは思いつかないのですが、自分の好きな時に海に行って自分の好きな深さを楽しめるようになること。
あと年をとったらフリーダイビング老人会をつくることかな(笑)


■プロフィール
・名前 平井美鈴
・生年月日 1973/1/30
・職業 グラフィックデザイナー ヨーガ講師
・競技成績 
 コンスタントウィズフィン  61m(日本記録)
 ダイナミックウィズフィン 105m
 沖縄フリーダイブインビテーショナル2006
  コンスタントウィズフィン 優勝 (57m)
  フリーイマージョン    優勝 (50m)
・所属チーム 『東京フリーダイビング倶楽部』( http://www.freediving.jp)
・スポンサー 『infini』(http://infinijp.com/ )
         『モアナブルー』(http://www.moanablue.com/)



■今後のメディア出演情報

・4月5日発売、雑誌「潮」5月号のピープル掲載
・4月下旬 J-WAVE アジアンビューティ 出演
・5月佐倉地域新聞 掲載
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